ある団体の忘年会でした。

昨日は私が所属している団体の忘年会でした。二次会まで参加したので深夜になってしまいましたが楽しいひと時でした。最後の締めまで依頼されて多くの先輩の方が参加される中でしたが仰せつかりました。

宴の中で沢山の方とお話をする機会がありましたが、とても不思議な現象に驚いています。

それは、最近(ここ1~2年位)で出会う方に共通点が在るということです。性別に関係なく常にポジティブな心を持っている。人を想い合い感謝の気持ちを忘れない。年齢に関係なく素直で広く物事を受け入れる。まだまだ言葉では表現できないのですがそんなオーラを持った人たちばかりなんです。逆にネガティブで自己的な方はどんどんと疎遠になっていってます。

“琴線”という言葉があります。琴の線が和音によって共鳴するところから、同調とか共鳴・共感を持つことを表しているのですが、人それぞれが持っている波長が共鳴し集まりあっているような気がします。

過去のマーケットはグループユースへの対応、現在はパーソナルユースとマーケットは変わってきていますが、新たに全く違った形で進化したグループユースのマーケットが存在しているような気がします。存在というより求められているという感じです。琴線と言う同調・共鳴した仲間が集まり、単なる単音が和音として広がりパーソナルでは出し切れなかったより高い、高度な音色を奏でる。その同調できる仲間を捜し求めている。そんな気がします。

ポジティブな人が集まれば集まるほど周りは明るくなり活気が満ち溢れていきます。相手を想う心が集まるほど多くの幸せを分け与える事ができます。感謝の気持ちが溢れると自然と信頼関係の輪が広がってきます。自分が自分の幸を求めてもそれはいつまで経っても“個”に過ぎません。でも誰かの幸せを願う人々が集えば“核”となっていきます。そんな環境ってステキだと思いませんか?

当然、違った和音を発する方にとってはその環境は居心地が悪いと思います。疎遠になって行くのも当然でしょう。どちらが正解とか不正解など存在しませんが、気持ちが穏やかに、心がしなやかになれば良いですよね。

改めて自分が発している波長が変わりつつあるのかな~と実感する現象でした。
by dokyu-nakanishi | 2010-12-15 23:12 | 日々想う事(感性を磨け)


中西 泰司
(なかにし たいじ)

株式会社どうきゆう社長。自転車レースチームの総監督でもある。

実践で培った経営・人材セミナーは社の内外を問わず人気。


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