理念セミナー

48期理念セミナー、この時期は社員が理念に対してどっぷりと浸かる時期です。ほぼ毎週に渡り5回の理念研修が開催されます。朝10:00から終了は21:00までほぼ12時間です。

昨日は第3回目の研修が終了しました。私もこの研修は常に体力勝負で社員と向かい合って講話を行います。理念を社員にそしてお客様へ伝えていくために、当社では二つの仕組みを作っています。社員が理念を理解する仕組みは別の仕組みが存在します。人間としての基礎学を学ぶ仕組みです。(これを説明すると一日かかるかも・・)

今回はちょっと伝達の仕組みについてお話します。

私たちはこう考えています。

「理念は商品とサービスによって伝えられる」

経営理念(トップの思想・哲学)は色々なフイルターを通じて現場で働く社員によってお客へ商品とサービス(接客)という目に見える形となって伝えられていきます。商品には「理念の見える化戦略」という手法を使います。サービス(接客)には「理念の言葉化戦略」という手法を用います。

 更に理念の見える化には「10の具体策」があり、言葉化には「12の行動のお手本」があります。理念研修ではこの構造を徹底して学びます。

 しかし、これらを確実に実践するには条件があります。これらの手法にはマニュアルが存在しません。マニュアルは標準化を生みます。お客様の多様化した要望に応えることはとても難しいです。「すべては現場に答えがある」時代ですから、意思決定は現場になければなりません。大幅に権限委譲を現場に与えていきます。

 したがって、判断基準となる“ものさし”が必要になります。それが社員の「人間としての基礎学」の教育です。この教育が十二分に出来なければ権限委譲しても「自己本位の行動、損得の行動から抜け出す事は容易ではありません」

 ここに、理念教育の必要性が出てくるのです。「どっぷり浸かる」が必要なのです。温泉でもたしかに足湯もありますが、足湯では本当の温泉の効能を楽しむ事はできません。どっぷりと浸かって、2回・3回と入ることで体の芯から体感していくのです。

 理念を落とし込む事、とてつもなく難しい事です。でもそれ以上に経営者が理念に対して“ぶれない”ことが大切です。根幹が振れてはただ組織を迷走させるだけですからね。「言葉と言動に対する無矛盾」のために、まずは自分の人生哲学を固めることが必要と思っております。
by dokyu-nakanishi | 2010-11-05 00:11 | 日々想う事(感性を磨け)


中西 泰司
(なかにし たいじ)

株式会社どうきゆう社長。自転車レースチームの総監督でもある。

実践で培った経営・人材セミナーは社の内外を問わず人気。


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