3月の社長セミナー

 3月の社長セミナーを開催しました。大きな災害の後、内容を一部変更して「人生の使命とは」についてお話をしました。今回の東北地震を体験し、私たちは命の有限性と大切さを改めて実感しました。自分の使命とは何であるか、その使命にどれだけ忠実に生きようとしているのか。問いかけてみました。

『今の命は多くの繋がりがあって生まれたもの、この生きている“命”をもっともっと日々磨いていかなければ、今の生き方をもう一度見直してみよう。極限での行動は日々の行動の積み重ねによって生まれるもの。人生も仕事も同じ・・・仕事を通じて命を磨くとは・・』

 デスカッションでは「プロ野球セリーグの開幕を決める」と題して各社員がグループに分かれ球団代表となって日程の見直しをしました。「球団経営、災害への節電、選手会の思い、ファンの思い、国民感情、色々な思いが交差する中、何をモノサシとするか、極限(短い時間)の中で共有した方向性を見出すためには日頃何をしておかなければいけないのか」

を議論し合いました。

 このデスカッションには正しいとか誤りとかはありません。理念経営とは経営・社員・お客様の思いの重なる部分を深めていく事です。日々考えベクトルを一致させる事の必要性を感じてもらいました。

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奇抜な意見にびっくり、さすがサービス業、想いは「ファンや選手を大切に」が一番のモノサシのようです。
by dokyu-nakanishi | 2011-03-25 01:03 | 日々想う事(感性を磨け)


中西 泰司
(なかにし たいじ)

株式会社どうきゆう社長。自転車レースチームの総監督でもある。

実践で培った経営・人材セミナーは社の内外を問わず人気。


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