最近読んだ本

忙しい合間に読んでいる本が「逆説の日本史」と言う本です。何でこんな忙しいのに本を読むかって?。実は先日の東京研修で私から役員へのサプライズを実践したのですが・・みなさんは社長がどんなサプライズを提供したか解りますか・・・?実は、研修の翌日、羽田へ帰る前に浜松町の文教堂へ全員連れて行き「ここで好きな本を何冊でもよいから買ってもいいよ、趣味の本でも経営の本でも、最近の話題の本でも・・・」と言ってこのお店で1時間位の時間を取りました。大体一人5冊くらいは買うだろうなと想像していたのですが全部で12〜15冊くらいでした。私も数冊購入したので今その本を読んでいる最中です。

この本のサブタイトルが面白いのです。“「家康の遺言」に秘められた水戸黄門への密命”なにか興味をそそられませんか?(笑)。

 もう一冊が「福沢諭吉の精神」です。これは福沢諭吉が生き抜いた時代が徳川時代が33年、明治時代が33年と明治維新を丁度人生の折り返し点としてまるで違った二つの人生を生きてきた人だからです。明治維新が単なる歴史の通過点ではなく日本全体の世界観が全く変わってしまった時代を生き抜いた人材です。何か今の変革期と似た感じがしませんか?

文明国(パリ・ロンドン・ヨーロッパを歴訪)の成り立ちを学び「独立不羈の精神」にたどり着き根源的エネルギーを発見したのです。

 時代が変わる今は、新しいことを貪欲に学ぶ時期です。企業における教育について改めて見直さなければならない時期ではないでしょうか。
by dokyu-nakanishi | 2009-10-26 08:10 | 日々想う事(感性を磨け)


中西 泰司
(なかにし たいじ)

株式会社どうきゆう社長。自転車レースチームの総監督でもある。

実践で培った経営・人材セミナーは社の内外を問わず人気。


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