鳩山首相の所信表明演説

26日鳩山首相の所信表明演説が行われた。

その内容にびっくり、10月13日に東京で行われたあるセミナーで日本理化工業株式会社の会長大山泰弘氏の講演を聞いたばかりである。その会長の話が鳩山首相の所信表明に出てきたからである。2週間前の出来事なのに・・・。さらに・・・【驚き その1】

大山会長が考える人間の究極の幸せを実感し感動した。その感動を鳩山首相と分かち合えるなんて・・

所信表明の原文より

  「先日、訪問させていただいたあるチョーク工場のお話を申し上げます。

 創業者である社長は、昭和34年の秋に、近所の養護学校の先生から頼まれて2人の卒業生を 仮採用しました。毎日昼食のベルが鳴っても仕事をやめない2人に、女性工員たちは「彼女た ちは私たちの娘みたいなもの。私たちが面倒みるから就職させてやってください」と懇願した そうです。そして、次の年も、また次の年も、養護学校からの採用が続きました。

  ある年、とある会でお寺のご住職が、その社長の隣に座られました。社長はご住職に質問し ました。「文字も数も読めない子どもたちです。施設にいた方がきっと幸せなのに、なぜ満員 電車に揺られながら毎日遅れもせずに来て、一生懸命働くのでしょう?」

 ご住職はこうおっしゃったそうです。

 「ものやお金があれば幸せだと思いますか」。続いて、「人間の究極の幸せは四つです。愛さ れること、ほめられること、役に立つこと、必要とされること。働くことによって愛以外の三 つの幸せが得られるのです」。

 「その愛も一生懸命働くことによって得られるものだと思う」、これは社長の実体験を踏まえ  た感想です。」

なんと素晴らしいことだろう。講演でも大山会長は「働く」とは人に必要とされ、人に役立つことです。そのために一生懸命に頑張れば、みんなに応援してもらえます。その事を知的障害者に教えてもらいました。社会が人を必要としていることを伝えることが、企業を幸せにすることができるとおっしゃっていました。感動ですね。

【驚きの その2】

 さらにびっくりしたのは、最近とても興味があり本を読んでいるのが「明治維新」、今福沢諭吉の明治維新に対する考えかたを学んでいます。そんな時に、首相から「無血の平成維新」という言葉が・・・偶然だろうか?

所信表明より

「日本は、140年前、明治維新という一大変革を成し遂げた国であります。現在、鳩山内閣が取り組んでいることは、言わば、「無血の平成維新」です。今日の維新は、官僚依存から、国民への大政奉還であり、中央集権から地域・現場主権へ、島国から開かれた海洋国家への、国のかたちの変革の試みです。

 新しい国づくりは、誰かに与えられるものではありません。現在の日本は、黒船という外圧もなければ、敗戦による焼け野原が眼前に広がるわけでもありません。そのような中で、変革を断行することは、先人の苦労に勝るとも劣らない大きな挑戦であります。

 つまずくこともあるでしょう。頭を打つこともあるやもしれません。しかし、後世の歴史家から「21世紀の最初の10年が過ぎようとしていたあの時期に、30年後、50年後の日本を見据えた改革が断行された」と評価されるような、強く大きな志を持った政権を目指したいと思っています。

 今なら間に合います。

 これまで量的な成長を追い求めてきた日本が、従来の発想のまま成熟から衰退への路(みち)をたどるのか、それとも、新たな志と構想力をもって、成熟の先の新たなる飛躍と充実の路を見いだしていくのか、今、その選択の岐路に立っているのです。

 私は、日本が正しい路を歩んでいけるよう、自らが先頭に立ち、国民の暮らしを守るための新たな政策を推し進めてまいります。私は、国民の積極的な政治や行政への参加を得て、国民とともに、本当の意味で歴史を変え、日本を飛躍へと導くために、全力を尽くしてまいります。 」

なんと不思議なのだろう。「同根異才」という言葉がある。共通の根(志)がある場合個人個々は全体の方向から免脱しないという意味であるが、これから新しい日本を目指す鳩山首相と同じ感性をもっていると思うと(自分勝手な考えだが・・)驚き!。結びの文章の日本を“どうきゅう”と、国民は“従業員”であり地域現場は“店舗”と変えて読んだら正しく私の志が見えてくる。首相ありがとう!。
by dokyu-nakanishi | 2009-10-28 00:10 | 日々想う事(感性を磨け)


中西 泰司
(なかにし たいじ)

株式会社どうきゆう社長。自転車レースチームの総監督でもある。

実践で培った経営・人材セミナーは社の内外を問わず人気。


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