奇跡の勉強会

 先週に引き続いて東京での勉強会に参加してきました。

 参加された皆さんは一つのキーワードでネット検索し、この勉強会の存在に気付かれて行動を起こした皆さんです。経営者の方や学校の先生、NPOの代表の方、大手商社マン、大学生、劇団プロデユーサー等々、色々な業種や環境の方が参加されました。中には今話題のあの「はやぶさ」の計測器を作成している企業の方も居られ興味津々でした。

 私は同じ想いの人たちが集まると“血が騒ぐ”んですよ、沸々と心の中が煮えたぎるんですね。心地よい興奮状態です。相手の一言ひとことが私にとっては全てが新鮮で、全てが学びとなります。和音のようなものですね。共鳴共感です。成長する人って常に刺激を求めています。その刺激と刺激がぶつかり合う瞬間って快感ですね(笑)。

 人は慣れ親しんだ空間を好みます。それは自らの過去の経験や知識で充分な自我自尊を確保できるからです。自らが社会にとって価値ある人間と認識できる場だからです。でもその環境の中では自己保存欲求が高まり、命という時間を自らの存在のために費やすることが多くなります。相対性欲求が高まりますから「相手よりも自分の方が少しでも良く」と直接自分のために動く時間が多くなっていきます。

 成長とは自己保存欲求を圧縮するところから始めなければなりません。なれる最高の自分を見つけるために他人のための時間を取り、どれだけ質の高い至高体験を積み重ねるかです。

 でも、これが問題なのですね。至高体験は情緒的欲求の充足ですから相手が必要です。

 「質の高い至高体験」とは、言い換えれば「ある上位のコンフォートゾーンに存在する相手」が必要なのです。“切磋琢磨”なんて言う言葉も同じ意味合いですね。この「上位のコンフォートゾーンに存在する相手」を探すのが一苦労なんです。それが集団で存在するなんてその奇跡が起きたようなものなのです。

 一昨日の勉強会はそんな「奇跡の勉強会」でした。人との出会いってこんなものなのですね。その出会いを磨き繋ぐことで奇跡は科学になっていくのですね。
# by dokyu-nakanishi | 2014-12-04 15:08 | 日々想う事(感性を磨け)

都内での読書会

 先日、東京での読書会に参加してきました。10名の皆さんが参加してサーバントリーダーシップについて学びました。とても新鮮で多くの事を学びました。参加された皆さんから多くの実践的な意見が出されました。その中で共通した悩みが「時代に対する組織の適応力と革新性」に対する問題が多かったように感じます。

 私も自社の課題として過去のイデオロギーに縛られ自由な発想が発揮できないマネジメントスタイルをいかに変換するか、そのヒントを得にこの勉強会に参加してきました。

 マネジメントは残念なことに産業革命によりマネジメントの本質が管理=生産的な目的のための経営資源の有効活用的手法の工学的意味合いを持ってしまいました。
時代の変革と共にマネジメントイノベーションは「人間と機械」を相対化し人間の信頼性を機械と同等に高めることに重点を置いてきました。そして機械の設計図の様に人間を組織化し系統立てることでイデオロギーを構築したのです。

 時代が変わると人々はこれを「官僚制マネジメントとか官僚制イデオロギー」として「官僚制」を悪の代名詞的な扱い方をしますがそれに対して私は疑問を感じます。

 それは生産性を追求する中で最も効率を追求でき、結果を高い精度で推測できる人間の行動管理に於いて最も合理的なものが「官僚制マネジメント」だと思うからです。しかし、この本質である正確性、信頼性、安定性、規律という強みは時代の変化の中で必須ではあるが競争の優位性ではなくなってきたことに問題があるだけなのです。

 今の時代のイデオロギーを考えてみてください。創造性、革新性、情熱、適応、誇り、励まし、このキーワードは官僚制マネジメントと逆相関の関係にあることなのです。機械的イデオロギーではなく人間的なイデオロギーの追求が競争優位を高める時代へと変わったのです。(マズローの著書「完全なる人間」の中にマクレガーが提示したX理論とY理論を参考にすると分かりやすいかも…)


 では、管理に対抗しうる哲学はあるのかという疑問です。人間は本来「性善」です。良い仕事をしたいと思い、機会を与えられれば喜んで努力する。成果への誇りがモチベーションなのです。ですから社員を信頼する組織を作れば社員は高い自己規律によって応えてくれる集団が出来るのです。この性善説を前提に自主自立の共同体を形成し、自由と規律、責任と自主性を高めプロフイットされた事業成果を生むことが出来れば、自己決定のイデオロギーを核とした組織が出来上がるのです。

 当社ではこの7年間この人間的イデオロギーを追求してきました。そして、いま更にリーダーとしてのイデオロギーの変換としてサーバントリーダーシップの導入に着手しています。なぜなら、サーバントリーダーシップとは管理の手法ではなく「哲学」だからです。産業革命で蓄積された管理というマネジメントを根底から変える哲学なのです。どこまで本物を追求することができるかわかりませんがチャレンジしていきます。
# by dokyu-nakanishi | 2014-12-01 17:32 | 日々想う事(感性を磨け)

成長の機会をありがとう

昨日、北海道同友会「 豊平・清田地区会11月例会」にて当社の企業訪問がありました。
前回の女性経営者部会の視察での評判で再度行われました。

私たちのお迎えのテーマは「ありがとう」
 忙しい経営者の皆さんが当社に訪れていただくことに感謝です。そして、その想いを形にすべく約1か月をかけて準備をしました。当社は10月~11月が社内行事でピークを迎えます。また各事業部は新規開店やイベントが集中する時期です。そんな中で社員手作りのお迎え準備がスタートしました。

 プログラムの最初は当社の4ヶ所のブースをご案内します。内容は各社員が工夫をこらし会社の取り組みを説明します。大会議室⇒クレドルーム⇒応接室⇒トレーニングルームそして夕食は当社の外食店のキッチンをそのまま持ってきました。各ブースを20分で回りますが皆さん感動と驚きの声でした。さらに食事にはビックリ!

プログラム第2弾は今日までの準備のドキュメント映像です。石狩や岩内までロケに出かけた大作です。私たちがどのようにみなさんをお迎えしたか「思いを馳せる」の実践を紹介させていただきました。そして、2014年一年間の活動の紹介とクレドと私たちの関わり、社員と社長との関わりを紹介させていただきました。

 見ていた私も涙ぐみ、声に詰まりました。素晴らしい出来栄えと、社員の自社への誇りが伝わってきました。
「私の知らないところでこんなに成長したか…」と思うと自分の経営者としての姿が走馬灯のように浮かんできました。本当に社員に感謝です。

プログラム第3弾は「社長合宿体験ゲーム」です。社員が実際に社長合宿で学んだ内容を体験していただきました。答えのないゲーム、チームとしてどの様に最善の合意に持ち込むか、聞き、伝える力が試されます。

そんな5時間の長丁場、経営者の皆さんに大変喜ばれました。社員のパワーに脱帽です。



その後、深夜・早朝にも関わらずメールが届きました。一部紹介します。

 「社長が作ったかと思うくらい社長の思いがしっかり伝わっているPWでした。息をしているのを感じます。素晴らしい仲間に乾杯です。」

 
                          
 「今日は本当に有難うございました。中西社長の懐の大きさ、社員に対する愛、社員の方の社長に対する愛が伝わって心の底から熱くなりました。何を学ぶべきかを教わりました。本当に有難うございました。そして、お疲れ様でした。」

             
                
 「どうきゅうの愛を一杯もらいました。明日から今までよりも少し人にやさしく出来そうです。」                         

 「感謝と素晴らしい社員の方々にびっくり、どうきゅうさんの社員の方に当社に来て講演をお願いできませんか。 」

                 
 「あっというまの5時間でした。改めてどうきゅうの偉大さと素晴らしく成長した社員さんたちを見て、凄いなと感動しました。皆さんの心のこもったおもてなしに感動しました。                          
素晴らしい!社員さんたちに社長の思いがここまで伝わるという凄さに感動、感動、感動しました。そこまでいく過程を考えると更に感動です。」

                            
 「お早うございます。昨日、あれからどうきゅうさんの社長も社員の方も何であんなに美しい笑顔なのか考えてみました。社員の方は何があっても自分を守ってくれる。社長は何があっても自分を信じてついて来てくれる。そうなるために努力を惜しまない素敵な笑顔でした。」
                          

 「朝暗い内から起きて、昨日の感動の世界に… ここまで心を一つになるまでの頑張りの半端じゃない生き方なんて凄いんだろう。幸せに包まれている社員の生き生きした笑顔程感動できるものはない。社長の幸せも伝わってきて未だに感動の世界にいます。」
                                 
 
                  
 本当にありがとうございます。“感謝の言葉”がどれほど社員を成長させることができるか、皆さんから頂いた多くの言葉は社員に勇気と誇りをもたせてくれました。本当に感謝です。
                                
# by dokyu-nakanishi | 2014-11-28 10:02 | 日々想う事(感性を磨け)

心地よい刺激を求めて

  第1回パワーランチ勉強会が開催されました。この勉強会には別名があるのですが、ここでは勉強会という事で…

 この勉強会は経営者を主体として「これからの経営課題」を共に学んでいこうというものです。第1回目のテーマは「共に歩み、共に学ぶ」と題して食事を挟みながら3時間の勉強会でした。準備してくださった皆さん本当にありがとうございます。完璧な事前準備に完敗です。

参加された皆さんに次回のご案内です。

 これから成熟したマーケットを支えるのは「人が価値を作る分野」の成長です。全ての業態はサービス産業へと特化していかなければなりません。その中で経営者は従業員に何を伝えていかなければならないのか、新たな経営能力が求められます。

 “あの会社ではやってくれるのにあなたの会社は出来ないの?”という声が聞こえるかもしれません。「あの会社…?」今までは地域の競合であったり、市内や道内といった範囲だったものが九州であったり、もしかして日本の裏側のブラジルであったり、イギリスやフランスの企業かも知れません。

 100社の中では出来ないことも1000社の中では出来る企業が存在します。1000社の中で1社が対応できるとすれば1万社の企業の中では10社が対応できるでしょう。10万社の企業では100社が対応可能となるのです。お客様は今までとは考えられない位の選択肢の中からあなたの企業を選ぶことが出来るのです。

 しかもその企業は異業種からの新規参入であったり、新たな業容での展開であったりと業界内に今までにない強みを持った企業も多く現れるでしょう。しかも加速度的に…

 「あなたの会社でなければだめなの!」と言われるような“お客様の主治医”のような経営を目指さなければなりません。非効率の中に感動が存在し、信頼が生まれるのです。収益を上げるために材料や作業工程を見直すことに力を注いでいませんか?効率化はお客様にとって何のメリットもありません(圧倒的に売価が下がれば別ですが)価値を高めることに力を注いでいますか?

 現在のお客様を生涯のお客様にするために、あなたの会社でなければだめなの、と言っていただけるために、あなたの会社に眠っている潜在能力を引き出すために経営者としてあなたは“いま、何をしますか?”

これが「第2回パワーランチ勉強会」のテーマです。

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第1回パワーランチ勉強会参加の“素晴らしい経営者”のみなさん。
# by dokyu-nakanishi | 2014-10-16 09:58 | 日々想う事(感性を磨け)

第28回ツールド・北海道での活躍

 第28回ツールド北海道が終了しました。今年もまた3日間に渡る熱い戦いが繰り広げられました。北海道選抜も4名が完走、日頃の練習の成果を発揮することが出来ました。選手の皆さん、スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。

 同時に開催された「ツールド・北海道市民ステージレース」では帯広での第1ステージ、第2ステージ、札幌モエレ沼公園での第3ステージが行われました。DOKYUレーシングチームも本州から実業団レースに参戦しているメンバー6名が合流、地元の選手とのコラボレーションにより大会を盛り上げました。

 第1ステージタイムトライアルでは、今田選手が優勝し、今後のステージレース総合でのアドバンテージを確保しました。また、キャプテンの斉藤選手も2位に食い込み1・2を独占しました。

 第1ステージで得た総合個人賞イエロージャージーを本州のメンバー、そして北海道のメンバーが一段となって第2ステージでの今田選手をアシスト、今田選手も日頃の実力をいかんなく発揮、優勝することが出来ました。西嶋選手、朝倉選手も上位に食い込みチームの層の厚さを実感しました。斉藤選手は今田選手をしっかりとアシスト、チームとしての仕事を見事こなしてくれました。

 第3レースは場所を帯広から移し、札幌モエレ沼公園でのクリテリウム、後にどのような作戦だったかを聞くと「3周が勝負、上げて上げて上げて集団をバラバラにするのが狙い」だったとか、一緒にレースに参加したメンバーに聞くと、「異常な早さだった!」と…
チーム全員が今田選手をアシスト、その期待に応えるように今田選手も満身の力でゴールを駆け抜けました。

 翌日、本州の選手と本戦に出場した選手が本社に訪れ、優勝カップ、メダル、リーダージャージを私に手渡してくれました。私はレースにも参戦していなくちょっと戸惑いもあったのですが今田選手が「この瞬間のために全員で3日間戦い抜けました。そして多くの応援者、スタッフの皆さんのおかげで素晴らしいレースを出来たことを誇りに思います。」と涙ぐみながら私に、3日間の報告を告げてくれました。私も胸が熱くなりました。

 レースに参戦したメンバーだけではなく、宿泊の手配、移動の手配、救護の手配、熱い応援、全てのメンバーが一丸となって戦った素晴らしい勝利です。そしてこの完全優勝は来年、追われる場としてまた本州のメンバーも参戦します。来年が楽しみになりました。

 これからも素晴らしいツールド・北海道市民ステージレースが展開できるよう期待しています。
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# by dokyu-nakanishi | 2014-09-17 09:59 | 日々想う事(感性を磨け)


中西 泰司
(なかにし たいじ)

株式会社どうきゆう社長。自転車レースチームの総監督でもある。

実践で培った経営・人材セミナーは社の内外を問わず人気。


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