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責任

 東京都知事の辞任、真相は解らないですが為政者の在り方について改めて考えられますね。経営者も同じこと、リーダーの器でない人が北辰(北極星)となることのむずかしさを物語っているような気がします。

 人間の器とは専門バカになってはいけないですね。変幻自在の器でなければ、柔軟性がなければ適切な判断や行動が出来ません。「アマチュアだった」最低の対応ですね。報酬をもらうという事はプロフェショナルです。その自覚がないうえで知事と言う重責を務めていたのは残念でなりません。

 経営者が「私はアマチュアでした。」で済まされるわけがないですよね。

 孔子の論語に「政を成すには徳を似てすれば、たとえば北辰の其の所に居て、衆星のこれに共するがごとし。」という言葉があります。孔子が政治を終始追い求めた中で発した論語の一つですが、私流に解説をすれば・・・

 「経営をするのに、その企業の経営者が有徳の人であり、心から従業員をいつくしみ、愛情を持って経営を行うならば、たとえば北極星のように動かざるとも多くの星がそこに向かってくるように、人々の心も強制されずともその理念や戦略に従い自然と経営者のもとへと集うものだ。そうなればおのずと企業も安定したものになる」
・・・的な訳し方です。

 儒教(私は朱子学論者ですか)の本筋に仁・義・礼・智の5徳があります。武士道の起源ですが経営にも「経営道」があります。経営者としての“道”です。政治に於いても「政治家としての道」があるはず。

 リーダーたる者その道を極めなくて歪めてどうするのでしょうね。「人として、人間としてアマチュアだった」という事だったのかな~。日本の近代著書の作家であり、67歳という年輪は「アマチュア」という言葉では片づけられないですね。
by dokyu-nakanishi | 2013-12-20 11:53 | 日々想う事(感性を磨け)

経営思考の変革

「国家はなぜ衰退するのか」(権力・繁栄・貧困の起源)

 私がこの本を手にしたのは企業経営による繁栄と衰退についての羅針盤的存在になると感じたからです。この書籍は国家を題材に繁栄と衰退のプロセスを紐解いています。この国家を企業として捉えると面白い課題が見えてくるのです。

 仮に、「企業の繁栄のカギは地理でも気候でも文化でもない。経営陣の無知でもない。制度上の問題である」と仮説を上げてみてはどうでしょう。これは企業だけではなく、あらゆる組織に適応するかもしれません。

 企業における経営活動や事業収益構造が、平等な機会を生み出し事業発展に繋がるモチベーションや知識を生み出す包括的制度によってなされている場合は繁栄する。

 しかし、企業規模が拡大し企業内格差が生まれ少数による権力や地位の保全が収奪的な状況になると組織は衰退する。と解釈することができます。なぜならば適正な創造的破壊が行われなくなるから…と推測されるからです。

 とするならば、企業内における「包括的制度」とは何だろう。「収奪的制度」とはなんだろう。どのような組織構造が望ましく、今後の企業経営の中でどのような制度を構築すべきなのだろうか。

 繁栄と衰退には小さな相違と決定的な岐路があります。それは世界の国々がいかにして現在を形成したか形成過程を分析すると見えてきます。(ヨーロッパの国々の歴史を紐解いてみてください。特にスペインは理解しやすいです。)

 「今までの50年」・「これからの50年」企業経営は全く異なる価値観の中で存在します。今までの歴史の重みは尊重しつつも新しい経営感覚が必要となる。それは過去の経験によるものではない。未来を予測し準備をするところから始めなければならないのです。

 今の○○の政治、経済制度みると真綿で締めるような収奪制度が着々と私たちを包み込んでいます(早くみんな気づけよ~的。)2014年度の概算予算請求が各省庁から提出された。利権国家を象徴しているような予算の割づけに見えませんか?その出所が収奪制度による支出ならば最悪は国家衰退の道を歩む危険性があるのです。

 もっと私たちが国の未来を真剣に考えなければ、他人任せで静観し愚痴を溢すだけでは国は経済発展し繁栄しません。自らできる事は、自らの企業を新しい時代への機軸へと乗せ、正確(正しい)な羅針盤で機軸にぶれない経営をすることです。経営者は過去の経験に頼らずもっと、もっと学ぶことが大切ですね。

 この本も年内には上下巻を読み終えたいと思っています。(あと三分の一……)
by dokyu-nakanishi | 2013-12-19 09:09 | 日々想う事(感性を磨け)

沖縄セミナー

久しぶりの更新です。
“まだ、ハワイにいるのかと思った。”出会う方によく言われます(笑)
大阪での結婚式やセミナーの講演などスケジュールが過密で更新の優先度が低くなってしまいました。
昨日は「行動は奇跡を起こす」というテーマで沖縄を題材にお話をさせていただきました。
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サブタイトルは“成熟した社会における人間の使命とは”
 難しい題材をできるだけ分かりやすく説明するために「死生観」について皆さんの人生とオーバーラップさせた形で落とし込みをさせていただきました。活字など知識だけで理解しても何の意味もありません。心の中に落とし込まなければ行動へと転化しません。

 難しくお話をするのは簡単です。満足感もあります。しかし、伝えたかった事、感じたことが一致しなければ大切な時間を共に過ごしたことになりません。心が1点に集中することができなければ共感は生まれてきません。受講されたみなさんの心の奥にある“良知”を呼び起こし刺激を与えてみました。いかがでしたか?

 今年の講演はこれですべて終了しました。社内の勉強会も年内はありません。来週からは店舗への臨店がスケジュール化されています。お店で皆さんと会えることを楽しみにしています。



 
by dokyu-nakanishi | 2013-12-18 10:53 | 日々想う事(感性を磨け)


中西 泰司
(なかにし たいじ)

株式会社どうきゆう社長。自転車レースチームの総監督でもある。

実践で培った経営・人材セミナーは社の内外を問わず人気。


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